なぜ都市の廃墟に既視感を感じるのか
ビルの廃墟を見るとなぜかなつかしいものに再び出会った気がします。
特に小さいころにそんな場所に行ったりしたわけではないんですが。
なぜ既視感を覚えてしまうかと言うと、それは間違いなく大友克洋「AKIRA」 の影響だと思います。
映画版の「AKIRA」が公開されたのは1988年で、そのころ僕は小学生でした。
話はあまりよくわからなかったのですが、第3次世界大戦で破壊されたネオ東京の描写はとてもリアルで、
強烈な印象があったことを覚えています。
バーチャルではあるものの、都市の廃墟が僕の原風景のひとつとなっています。
そんなわけで廃墟に惹かれたり、ヤノベケンジ が好きだったりするんでしょうね。
ちなみにこの写真は取り壊し中の赤羽台団地団地です。
去年の写真なので、もう完全に取り壊されていると思います。
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