なんともいえない建築 | 建築マニアクス

なんともいえない建築


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本牧にあるビル(?)です。
2階の外壁のみ辰野式ぽい赤レンガの近代建築を残したうえで、建て直しをしたと思われます。
もともとどのような近代建築であったかを探したのですがわかりませんでした。

このビルは1階と吹き抜けになっている地階にそれぞれちょっとした広場があり、
低層階がテナント、高層部分がマンションとなっています。

このスペックだけをみると、地域の各となる商業施設の必要条件を満たしていますが、
テナントの半分も埋まっておらず、一番栄えていそうなのがケンタッキーと古本屋さんという
状態でして、のぼりの数が増えれば増えるほど寂寥感が増しそうな趣深さを感じてしまいますが、
組み合わせてはいけないものを組み合させてしまった罪を背負って生きている感じがなんともいえません。

現在のこの建物もおそらくマイカル本牧ができたころ(1989年ごろ)の建物だと思います。
バブル建築ぽいですね。