AOビルの奇抜さはなんとなく認めていいなと思う理由
普段は全く縁のないところですが、会社の同僚の結婚式の二次会の場所がそこだったという話でして。
今の会社に転職して2年弱なんですが、勢いで2次会に参加してみたたものの、
なんだか新郎新婦の同期会の様相を呈していました。
だもんで若干アウェー感が満載で、またそんな時に限ってフリーな時間が長かったりなんかして
居たたまれなくなって1人で散歩に出たときに撮ったのが上の写真です。
嫁さんにこの話をしたら「ありえない」と言われました。ええ僕もそう思います。2次会でひとりぼっちかよ。
ともあれ末永くお幸せに。
さて前置きが長くなりました。
青山3丁目に建つこのAoビルなんですけど、依然タモリ倶楽部で見てから、是非見に行きたいと思っていました。
テレビでは超法規的建築とその時呼ばれてましたけど、建築基準法を犯しているわけではなく、
建築基準法が想定していないような使い方をしてみました。というような紹介のされかたでした。
確か日照の基準を満たすためにこんな形状にしてみました。というような解説だったと思います。
上に行くに従って面積が大きくなっていく所が歴史主義に対する挑戦のような気もしますが、
不思議とそんな嫌な感じがしません。ランドマークとして自己主張しつつ、周囲に馴染んでいる気がします。
理由はおそらくいくつかあって、まず青山という消費の先端を行く街だからというのがひとつあると思います。
新しいものを受け入れる土地柄というのはやはりあるのでしょう。
西新宿でやや浮いているコクーンタワーとは対照的です。
また、外壁の素材感ですね。なんとなく軽やかです。
ガラス張りで柱は強調されておらず、むしろ縦のラインの細さを強調している気がします。
今はやりの脱建築の一つなんでしょうかね。
個人的にはkait工房や仙台メディアテーク、海外だとプラハのダンシングハウスあたりを見てみたいかなあと。
そんなことをつらつらと考えながら人生初の2次会ビンゴの当選の袋を下げながら(お茶とかでしたが)
帰宅しましたとさ。おしまい。