日本万国博覧会のパビリオンとレゴの親和性は高い | 建築マニアクス

日本万国博覧会のパビリオンとレゴの親和性は高い

 ご察しのとおり出落ちなわけですが、気にせず続けます。

 太陽の塔の内部が常時公開がニュースになるなど、今でも話題に上がる日本万国博覧会(大阪万博)ですが、なぜそんなに人気があるかというと、今では信じられませんが1970年ってまだ場所によっては普通に蒸気機関車が鉄道輸送の主力として活躍していた時代でもあるんですよね。そんな中たとえば万博の周囲を走っていたモノレールは運転手のいない自動運転だったんです。科学技術による生活の進歩という日本の行く先を明確に示す場でもあったわけで、日本にとって特別な意味を持つイベントだったんですよね、大阪万博って。

またパビリオンの色も白が多いですが、日立グループ館や電気通信館、虹の塔、三井グループ館などなど原色を使用したカラフルなものも多く、「未来はバラ色!」的な気持ちにさせてくれます。

さて、ようやく上記写真についてですが、レゴ(息子(4歳)の所有物)でガスパビリオンを再現してみました。テーマは笑いの世界だったそうでなるほど、正面からみると笑っているように見えます。

以下本物の画像のリンクですが、たぶん並べるどちらが本物か瞬間ではわからないと思います。嘘ですけど。

ガス・パビリオン画像

レゴのカラフルさと大阪万博のパビリオンのカラフルさ、造形の奇抜さはとても親和性が高いことがよくわかります。またレゴは引き算の造形というか、角ばったブロックと少ない部品ではおのずと本物に近づけることは最初から不可能となるため、デフォルメせざるを得ません。ですがそれが逆に本物の要素を際立たせる逆説の効果を発生させるわけですね。(本当だろうか?)

そして翌日には本物の万博同様、息子(4歳)に破壊されたました。第2弾として太陽の塔も作ったのですが、使徒みたくなってしまったため、公開は見送りました。何が言いたかったかというと、大阪万博もレゴもすごいよね、ということです。(たぶん)

あと上の写真はフォトショップでちょっとスポットライトを照らしてみました。

ありがとうガス・パビリオン。